卸売 M1713●江戸和本●製油録

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製油録【判型】半紙本2巻2冊。縦221粍。【作者】大蔵永常(黄葉園主人)作。松川半山(翠栄堂)画。【年代等】天保7年11月刊。[三河国田原]黄葉園蔵板。[大阪]河内屋長兵衛ほか売出。【備考】分類「産業」。『製油録』は、天保7年(1836年)に刊行された。著者の大蔵永常は、全国を訪ねて研究した農政家・農学者で、著書は30冊を超える。『農家益』、『農具便利論』など農業全般に係わるものの他、菜種の栽培法を記した『油菜録』などもある。その中でも『製油録』は特に評価が高く、英訳もされている。本書では、関東・灘・大坂の菜種搾油の実態、すなわち必要な人員と賃金・経費、菜種を乾燥させるところから油を搾り上げるまでの工程、それに必要な技術・施設・道具等が、挿絵を利用しながら解説されている。搾油の採算見積もりも数字で示されている。きわめて実用的で、搾油業者、あるいはそれを志す人を読者に想定している(東京油問屋史HP参照)。上巻は「関東の搾り方」「諸油垂口(タレクチ)の事」「油算用荒見当」「菜種子を干事」「油搾る道具」など9項、下巻は「大阪流油搾り方」「白しぼり油の事」「江戸にて大坂油仕入元直段」「菜種子六拾目金一両二付、何計がへといふとき油垂口の見当」「しぼるといふ字の考(カンガエ)」の5項で、それぞれ詳細な図解を施す。なお、見返の序文(岡田群玉堂・杉岡石倉堂合版)に「此書は関東流油のしぼりやう、摂州灘の水車搾り、并、綿実のしぼりやう、大坂流油の搾り方、并、白搾り早晒の秘傳等、図画をもて委しく記し、同く、油算当の事、又、江戸と大坂との油相場見くらべの早勘定、此外、油一条は残る所なくしるしたる書なれば、油を業にする人は必見るべき書也」とある。★原装・題簽付・美本。記名なし・蔵書印あり。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。

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