ご覧頂きましてありがとうございます。作家名 木村利三郎 Risaburo Kimura作品名 City431種類　 シルクスクリーンエディションNo: 46/50直筆サインシートサイズ　縦57.5cmx横72.5cm画面サイズ　　縦49cmx横62.5cm木村利三郎さんは、神奈川県出身ですが、40歳の時に単身渡米し、ニューヨーク、マンハッタンに居をかまえ、米国にて長きにわたり活躍された日本人美術家です。「リサ」の愛称で、芸術家仲間のみならず、多くの人々から慕われていたそうです。シルクスクリーンの作品は、新聞をモチーフにした『THE NEW YORK TIMES』シリーズや、都市を表した『CITY』シリーズで注目されました。高層ビル、窓、交通網、通信情報網、人々の生活、未来、宇宙というあらゆるモチーフが抽象化されシャープな線の集まりとなって描かれています。しかし、その作品は機械的でありながら、あたたかで優しい印象を受けます。日本的な色味のせいでしょうか。こちらの作品【City 431】は、混沌としたニューヨークという都市を、電子回路に見立てて表現したそうです。(画廊のオーナー曰く)直線が緻密に交差している精緻な構図の絵ですが、柔らかな色合いで描かれていて、木村利三郎さんの洗練された感性を感じる魅力的な作品です。画廊で購入後、壁に掛けていた期間が短期でしたので、画面はきれいですが、自宅にて長期保管のため、少しヤケがあります。シートのみの出品となります。木村利三郎1924年 横須賀市に生まれる1947年 横浜師範学校(現横浜国立大学)卒業1954年 法政大学哲学科卒業1964年 渡米以降、マンハッタンにアトリエを構え、多彩な芸術活動を展開2014年 ニューヨークにて逝去、享年89歳没後、日本各地の美術館において追悼展が開催され人気を博しております。作品収蔵ニューヨーク近代美術館、ブルックリン美術館オクラホマアートセンター、コロンビア美術館東京国立近代美術館、町田市立国際版画美術館東京芸術大学、ほかお気軽にコメントおよせ下さい。よろしくお願いたします。