ご覧いただきありがとうございます。よろしければプロフィールをご覧ください。楽器の出品について記載しております。1961年製 3/4 サイズ　スズキバイオリンのNo.19です。60年代スズキの上位機種です。この時期では特シリーズをのぞくと、NO.19が最上位です。ご覧のとおり特シリーズとは異なって、ダークブラウン系のニスです。色合いが大変渋く、裏板の杢も非常に美しい楽器です。よい木材を贅沢に使っている時代です。裏板には修理で補強された跡があります。メンテナンスをされながら大切に伝えられてきた楽器のようです。長年放置されていた楽器の音ではありません。ずっと弾き続けてこられた楽器です。全体的に傷が少なくニスの状態もよいですが、表板右下に打痕があるのと、テールピース裏側の隠れたところにアジャスターがこすれた跡がみられます。表板、裏板の割れやはがれはありません。表板のクラックもすべて修理されています。試奏してみた感想です。（主観になります）音色は、経年による熟成が感じられる大変深みのある音です。さすがに当時の上位機種だけあって、音量もあり、ビブラートの反応もよく、表現力があります。4弦のバランスもよいです。枯れ響くような雰囲気があり、個人的にはかなり好きなタイプの楽器です。明るめの音より、渋めの音が好きな方に良いと思います。音質、外観ともに大変クオリティの高い楽器ですので、テールピースと顎当てをローズウッドの高級なものに変えてもらいました。ペグはオリジナルです。出品にあたり下記の調整を行っています。・ペグ調整・クリーニング、ポリッシュ・駒の新調・魂柱の調整・指板のクリーニング・テールピース（装飾入り）をローズウッドのものに交換・顎当てをローズウッドのものに交換・弓の毛替え 付属品・わりと綺麗な状態のケースです。そのままお使いいただけます。・肩当て 新品・杉藤弓　　3/4　 　・おまけの松脂・バイオリンカバーご購入いただける場合は確認なしでそのまま落札ください。 ほかの方との交渉中やコメントのやりとりが継続中の場合でも、ご遠慮なく落札していただいて結構です。 ご検討よろしくお願いいたします。