初期Genesis 唯一の公式ライヴ盤 傑作「Genesis Live」オリジナルミックス/リマスター紙ジャケ仕様限定盤+貴重なライヴ音源 卸売 未開封新品。

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カテゴリ音楽CDロック、ポップス(洋楽)プログレッシブロック一般状態未使用(詳細)御存知!初期Genesis 唯一の公式ライヴ盤  傑作「Genesis Live」   オリジナルミックス/リマスター紙ジャケット仕様限定盤+
ハーフ・オフィシャル盤「BBC Sessions(January 1972 - September 1972)」 国内/輸入盤未開封新品でございます。



現行リリースCDはThe Whoと同じく再ミックス/リマスターとなっており、制作当時の録音技術では成し得なかった音質を造り上げた感がございます。

確かにPhil Collinsが「パワーが足りない(再現出来ていない)」と当時ぼやいていた事等々、またこの旧リマスター制作時には担当のエンジニア(It Bites等を手掛けたNick Davisと思われますが......)が録音レベルの弱さに呆れていた事もあり、
それらの解消を目指したもの。

非常に出来の良いもので高音質、非常に良心的ではございましたが、(アナログ時代の音質を含めた)繊細さを求めたファンには違和感のあるものでございました。


また、紙ジャケットは初回リリース時の厚紙仕様を再現したものとなっております。



内容は言わずもがな。

1973年2月24日英国 マンチェスター”Free Trade Hall”(”Return Of The Giant Hogweed”のみ)、25日レイセスター”De Montfort Hall”での実況録音からの抜粋となります。

そもそもアメリカのかの”King Biscuit Flower Hour”放送用に収録された音源でございます(結局放送されなかった模様でございますが..........................)。



ラインナップは初期全盛期で名手揃い。

Tony Banks(Key、12-Strings G、Vo、後にBankstatement、Strictly Inc)、Steve Hackett(G、後にGTR)、Peter Gabriel(Vo、Flute、Per)、
Mike Rutherford(B、12-Strings G、Bass Pedals、Vo、後にMike & the Mechanics)、Phil Collins(Ds、Per、Vo、後にBrand X)となります。







傑作”Foxtrot”が英国で大ヒット。演奏・アンサンブルのみならず、Peter Gabrielの独特のパフォーマンスが以前から評判を呼んでおり、ツアーは順風満帆。


アメリカのライヴ音源放送で御馴染み(録音にも定評のある)”King Biscuit Flower Hour”の企画で収録するものの、スタジオ作の大ヒットやライヴでの評判に目を付けたレコード会社がその音源を基にライブ盤制作を企画、
という経緯がございます。



次作以降のプロらしさとは異なる感のあるものでございますが、非常に緻密な演奏。そもそもがアメリカ向けのラジオ放送という事もあり、進出を睨んだ感のある演奏・アンサンブルの感がございます。


スタジオ制作での安普請感から解放された感があり、また会場の空間もあり非常に立体感と躍動感のあるもの。
ラジオ放送という事もあり、良い緊張感が聴かれるものでもございます。

余計なオーヴァーダビングが出来ない制作のライヴ録音でございますが、音の厚みは見事なもの。


Genesisの頭脳たるTony Banksの緻密な音のタピスリー感、また(作曲クレジットは少ないものでございますが)この時代から四人編成時の音楽性の鍵(アレンジ面)を握った名手Steve Hackettの役割、

またMike Rutherfordの演奏面の特異性もスタジオ録音よりも良く判るものでございます。


またPhil Collinsの繊細なシンバルワークやタム捌きは驚きを伴うもの。
後にパーカッション奏者としてのセッション参加が理解出来るものとなっております。


また(ここではバックコーラスではございますが)、Peter Gabrielとよく似た声質や(真似た)歌い方が興味深いものでございます。


Peter Gabrielに関しては、当時は衣装等に注目を浴びましたが、そもそも現在の音楽シーンの様に映像面が発達していない時代でございます。

視覚面はあくまで音楽を伝えるもの、理解の手助けの為のものでしか過ぎないとの感があり、メインはあくまで音楽、(声量や技術勝負のタイプではございませんが)ヴォーカルという魅力を強く生かしたものとなっております。


後にソロとして転身致しますが、(視覚面は重要であるが音楽性重視で)この個性的なヴォーカルを強く生かすという事は一貫している感がございます.........................................



現在では(分野を超え)映像面ばかり重視で音楽面では魅力に乏しいアーティストが多いのですが、格の違いを見せつける感がございます..........................................




そもそもセットリストは他に選曲がございました。

名曲”Supper's Ready”が含まれていた模様で、(Peter Gabrielによるその”解説”を含めて)今作のラジオ放送用アナログ・テストプレス分は二枚組。


されど企画がライヴ盤に変更となった事やレコード会社の”二枚組は販売にリスク”との判断で単体リリースとなった模様でございます.............................何かねぇ.......................................................






さて、「BBC Sessions(January 1972- September 1972)」でございますが.........................


放送用原盤からの音源の模様で、ノイズ処理等が為されている模様で非常に良い音質でございます。

未だアマチュア臭さを良い意味で残した演奏・アンサンブルございますが、名手Phil Collinsのシンバル・ワークは一番の聴きもの。
スタジオ録音とは異なる迫力がございます。


ボーナス楽曲は客席録音。
音源が一部欠如しているもので、ハーフオフィシャル盤ならではのアバウトさがございます。






現在では入手が非常に困難。この機会に是非。


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